ジョンエスアームストロング

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本因坊戦挑戦者決定リーグ・プレーオフ
「ブルー シャトー」1944年発表の「Hybrid Tea」、作出国は日本です
ブルー  シャトー

 本因坊戦挑戦者決定リーグですが、6勝1敗同士の芝野虎丸と許家元のプレーオフが4月6日にありました。
 逆転したはずの虎丸がいつのまにか苦境に陥っていて、最後まで見届けようと思っていたのですが、最後のコウ争いも許の方が有利に見え、帰趨が明らかな気がして(眼も疲れていたし)寝てしまったのですが、翌日の新聞を見て驚きました。
え? 虎丸が中押し勝ち?
 もしかしたら、先に秒読みに入っていた許が間違ったのかもしれないなと思ったのですが、解説が削除されていたので許の敗因が分かりません。
 白が左下のコウを解消したのが早かったかもしれないと思ったのですが、私が思っていたより白のコウ材が少なかったのかも知れないです。
記録日
白 番
黒 番
備 考
2020/04/07
許家元
芝野虎丸
本因坊戦挑戦者決定リーグ・プレーオフ
 棋譜が見やすいように、1ページに表示する手数を少なくしたのですが、アプリを修正するのに時間がかかってしまいました。
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幽玄の間へのお願いの結果
 幽玄の間は、本因坊位を持っている棋士が本因坊挑戦手合いを打っているときか、本因坊位を5期所有した者(永世本因坊と称している)の棋戦については、対局者名を、本因坊○○と表記しています。
 以前にも一度、普通に名前を書いていただきたいとお願いしたことがありますが「できません」という返事でした。
 かなり時が経ちましたので、もう一度押してみたら、嬉しそうに「本因坊○○」と表記するのはやめるかもしれないと思い、先日、幽玄の間のサポート担当者に、次のようにお願いしました。
 いつもお世話になっております。
 お手数をおかけしますが、ひとつお願いがあります。
 幽玄の間で表示される対局者の名前ですが、本因坊戦 の挑戦手合いの場合、本因坊位のタイトルを持っている方の名前を(現在でしたら)本因坊文裕と表記されていますが、普通に井山裕太と表記していただきたいのです。
 ダウンロードした棋譜を自製のアプリで整理しておりますが、本因坊戦の挑戦手合いだけ、名前を本名に修正しなければならないという手間がいるのです。
 本因坊のタイトルは特別のものなのでしょうが、それは解説の中だけにしておいていただくというようにお願いできませんか。
返事が来ました
 平素は日本棋院ネット対局をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
 お問い合わせの件についてお答えします。
 本因坊戦の挑戦手合の際に、棋士の名前が「本因坊文裕」などの、雅号表記となっているため、ご不便をおかけしているとのことで申し訳ございません。
 ただ、雅号は5連覇をするなど、大きな記録を作った際に、資格を得るものであり、せっかくの記録でもあるため、こちらでも雅号での表記をしていきたいと考えております。
 ご希望に添えず申し訳ないのですが、現状、普通表記にさせていただく予定はございません。
 申し訳ないのですが、ご理解いただければと思います。
 また何か気になる点などがございましたら、いつでもご連絡ください。
 今後とも変わらぬご愛顧のほどを、心よりお願い申し上げます。

>また何か気になる点などが・・・・気になる点にされてしまった。
 石田芳夫の対局は(第〇〇世本因坊なので)本因坊秀芳と表記されています(マスターズカップ戦)。
 高尾紳路は5期も本因坊ではなかったのですが、本因坊位を持っていたときは、井山同様、本因坊○○でした。
 称号みたいなものは大嫌いなのですが、今後も、嬉しそうに「本因坊〇〇」と表記するのはやめないでしょう。
 下は、最近行われた「LG杯16強戦」の井山裕太対柯潔の対局結果です。
 残念ですが、この局面で井山は投了しました。
 仕方ないので、自製のアプリ側で本因坊○○を自動的に本名に変更する処理を追加しました。
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コンピューターの棋力
 コンピューターが、現在最強の囲碁棋士の一人「李世ドル」との対戦で3連勝したと騒がれていますが、驚くほどのことではないと思います。
 コンピューターのスピードが早くなれば当然のことでしょう。



これがその第1戦(黒が李世ドル)。


第2戦(白が李世ドル)。


これが昨日行われた第3戦(黒が李世ドル)。


 3戦とも、李世ドルが投了しました。
 私は、第1戦と第2戦を観戦しました。コンピューターにしては序盤の着手が早く、しかもコンピューターが選択したにしては、人間同士の対戦に近い点に打つのが不思議な気がしましたが、これまでに打たれた膨大な対局数を学習する仕組みと知って納得しました。
 中盤以降は、選択した着手の帰結を読み切ることは(制限時間に対応できるスピードがあれば)可能なので、人間に読みの範囲と精度で負けるはずはないと思いながら対局を見守りました。



 3局とも王銘エンが(幽玄の間で)解説したのですが、コンピューター(以下、アルファ)側の着手を、感情を持ったものであるかのような表現を時々するのが面白い。
「働いた手」「アルファが(相手の勢力圏に)先に入ってきました」「曲げ(る手)を拒否しました」「強くいく手もありましたがアルファは避けました」「アルファは決戦を好まないような気がします。読めるけれど勝負を避けてじっくりいくのが得意かも知れない」「これまた冷静です。蜂のように刺してさっと離れた、見事です」
 第5戦まであるので楽しみです(第4戦は三村智保の解説)。
 アルファの序盤戦を見るのは、現在打たれている定石の決定版を垣間見るような気がして勉強になると思います。
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またまた応募してしまいました
 囲碁の友人とのお付き合いで、今年も月刊誌「碁ワールド」の段級位認定100問に応募をした。
 そろそろ応募はやめにしたいと思っている私を気遣い、友人は私の回答を締切日の翌日に自分に送ってくれたらいいと言ってくれたが、それは潔くないと思う。
 友人は締め切りのぎりぎりまで考え、1月13日の消印有効となっている当日の夜に投函したと言う。
 その日一番最初にポストから集められる郵便物は、前日の日付の消印が押されるのだろうか。
 私は手違いがあっては困るので、“締切日の消印有効”とされた日の午前中には投函を済ませるタイプだ。



 さて、気合の入らない応募ではあるが、友人と久々に年初に会ってする答え合わせだけはとても面白い。
 「布石」と「中盤」の問題は、二人で議論しても正しそうな回答(三択方式)が明確にならないが、「手筋」「死活」「ヨセ」は、結論が出やすいので、それについてだけ検討する。
 両者の読みを披露しあって、いずれの回答が正解らしいかを確かめるのだ。

岡崎動物園で
 両者の回答が異なる問題のほとんどが、私の回答の方が正解らしいという結論になった。
 友人は悲観するものの、勉強になったと喜んでくれる。
 私は布石と中盤の多くの問題に自信がないので嬉しくもなんともないが(予想した得点はこれまでで最低)、学生時代に戻ったような午後のひと時はとても楽しい。




たのしみの答え合わせや初見草 (夢華)
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囲碁名人戦の記事
 今朝のA新聞に囲碁の名人戦第2局の感想みたいな記事があるが、囲碁をあまり知らない者が書いているのではないかと思った。
 対局者の心理についてはともかく、戦術の説明は囲碁に詳しいものならとてもこんな書き方はしないだろうと思えるのだ。

 苦しいとみて踏み込んだ井山の狙いは奏功したものの、高尾が再度優位に立ち、最終的には形勢判断のミスで高尾が惜しい負け方をしたように私は思う。
 記事は、あまりに井山に肩入れをしているように感じられ、いつまでも違和感が残るのだ。

 下は第2局の最終図。
 互いに小さな丸印に手を入れるところで、黒番半目勝ち。

名人戦第2局最終図
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幽玄の間、スマホ版
「幽玄の間」という、日本棋院ネット対局をスマホでも見られるので、外出中もチェックできるのですが、不満もあります。
 対局の観戦中に「形勢判断」を選ぶと、黒と白の地の大きさを計算して画面に表示してくれる機能のことです。
 ネット「幽玄の間」の常連さんは、この機能を「形勢くん」と呼んでます。(^○^)



パソコンの場合、次のような局面で大雑把に地合を見てみたいとき。


「形勢くん」を呼び出したら次のように表示されます。


 石の死活の判定をプログラミングするのは非常に難しいから、表示された計算結果を補正して判断する必要があります。
 盤面には黒地と白地が記号で示され、死に石と見なされた石にもその記号が付いているので、その判定が誤っている場合は、計算結果からその分をプラスマイナスすればいいのです。
 上の盤面でいうと、中央右の一団の黒石はまだ取られているわけではないから(現在、黒の手番)、表示された計算結果からこの分を修正して判断することになります。



 スマホの場合は盤面に計算結果が表示されるので、その背後が隠され、石の死活の判定が全て正しいのかどうか、確かめようがありません。

 左側が形勢判断をする前の画面、右側が「形勢くん」を呼び出したときの画面です。


 日本棋院への「お問い合わせ」に、「盤面を外して、その下に計算結果を表示してくださいね」を書いたのですが、いつものように「仕様がそのようになっています。要望として受け止めさせていただきます」とかいう返事が来ておしまいでしょうね。 ( ̄(工) ̄)
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棋戦の多い日
ミーアキャット君
知ってる?

今日は、本因坊戦の2日目で、中国の甲級リーグも19局が対戦しているんよ。




甲級リーグには韓国の強い棋士も数人出場するから、とても面白いのよ。


ミーアキャット君
 それはそれは・・

 興味深いことで
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少年少女囲碁名人戦・滋賀県大会
 5月25日、久しぶりに大会の様子を見に行きました。
 かっての教え子たちは元気で打っているかなぁと。

 これは段級位認定戦です。

段級位認定戦

S君は落ち着いて打っているようです


こちらは中学生と小学生の県代表選抜戦です。
A君が小学生の4位に入りました。(*^^)v

選抜戦



Tちゃんの妹のMちゃんも囲碁を始めていたのですね。

おねえちゃんが優しい言葉をかけにきたのでしょう。(^○^)


姉上、わたくしめの
打ちぶりはいかがで
ございまする?


う〜ん、
そうねぇ・・


あんた、ほとんど絶望的な形勢かもよ


TちゃんもMちゃんもいっぱい打ってたなぁ
みんな楽しんで打っていて安心しました (^○^)
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昨日の超早碁から
 昨日、ネットでI九段とK初段の超早碁を見ていてなるほどと思ったのでご紹介しますね。
 あ、碁なんてどうでもいい人は見なくていいのですよ (^_^;)


 黒が171と打ち、白の172と交換してから他をしばらく打ちました。

 黒は他を打ちながら、時々この隅の具合を読んでいたのでしょう。

 私はこれは持ち込みになるだけで損なような気がしたのですが、もとより私はさっぱり読めません。(>_<)


 さて、ようやく黒が191と切り、197まできました。

 途中まではなんとなくこうなりそうだとは思っていたのですが、196とこちらを切るとは思いもしませんでした(怖い)。

 左からアテてコウになると思いこんでいたのです。


 黒が199と覗いてから201と202を交換し、203と這ったところで黒の意図は右下隅にもぐりこんで活きを得て地合いの差を広げるのだなと知りました。
 攻め合いははっきり負けていますから。

 ところが白204のハネを見て、白がそれを許さんと言っているのが分かりました。


 これで黒の意図どおり、隅で生きることになったと思いきや・・

 これが最終図、212手までで黒が投了しました(白210は黒209の上にホウリコミを打っています)。

 黒aには白bと押さえるだけで、隅は黒がcとコウを狙っても白はdで、黒からは押す手がありません。

 白は196と切る手でこの結末を読みきっていたと思います(黒18−12の飛びサガリに手を抜いた時点で読んでいたのかも)。
 なるほどと(弱い私は)感心したのでした。
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小・中学校囲碁団体戦・滋賀県大会
 第9回文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦滋賀県大会の様子です

審判団のかたたち

小学校は4つのチームのリーグ戦で選抜戦を行いました

小学校の団体戦

その結果、小学校は米原小Aチームが代表に決まりました(7連覇)


中学校は近江兄弟社中が代表に決まりました(4連覇)

中学校の代表決定


 一つの学校で3名を集めることができなかった子供たちは、昨年同様に混合チームを作ってもらって戦いました

 今回は私の教室の元気者(Tちゃん)にスポットを当ててみました


右がTちゃんです

混合戦のチームの主将として、チーム名を「大根が好きだから」という理由で“大根チーム”と付けました

地味ではありますが、素直ないい命名だと思います
3将を激励するT


手すきの時は事務局の備品を点検したり


先生から何か助言を求められることがあるかも知れないので、そばに付いたり


先生が(裁定したほうがいいかな)と思案しているときも一緒に考えたり


対戦の組み合わせについて(もしも求められたらと)意見を述べる準備もします


しまった

見つかった


 今朝の産経新聞です
産経新聞の記事

混合戦の結果です
優勝と準優勝、7位が賞品をもらいました

混合戦の成績

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植物園で
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