ジョンエスアームストロング

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なぎさ公園由美浜(ゆみがはま)
ドイツレストラン ヴュルツブルク
 ゆとりのある日のウォーキングは、サンシャインビーチ(由美浜)近くの近江大橋まで行きます。
 由美浜にはドイツ・ヴュルツブルク市から寄贈したいとの申し出を受けて、ドイツの伝統的民家であるフランケンハウスが再現されています。
 この写真はそのヴュルツブルクハウスで、ドイツの料理やワイン等が供されるレストランとして運営されています。


花壇  ぽつんとあるこの花壇だけが目を引きました。
 “この花壇の花苗はボランティアグループ「すみれ会」の皆さんと滋賀刑務所受刑者により、育てていただいたものです”と、説明があります。
 受刑者には敬称が使いにくかったのでしょうが、かろうじて「育てていただいた」という敬語が(すみれ会の皆さんとひとくくりにして)使われています。


水彩色鉛筆画

 レストランの右隣にある建物を描きました(水彩色鉛筆)。
 これは無料の休憩所のようで、本などが置いてありました。
 前方はレストランのテラス席で、ここだけはペットと同伴で食事が可能ですとの説明があります。
 室内はペットオンリーかもしれません。(^_-)-☆

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東福寺三門
東福寺三門

 昨日は東福寺のお墓にお参りした後、ここの三門(国宝)をスケッチしました。

 この三門は大仏様(天竺様)、禅宗様(唐様)、和様をたくみに組み合わせた建造方式とされているのですね。
 五間三戸、重層入母屋造になっていて、両脇に階上へのぼる山廊が設けられています。
 これらは日本最大最古の遺構と言われているのです。
 ご存知でしょうが、柱と柱の間を一間というので間隔は一定しません。
 1.8m×5ではなく、はるかに長いのです。

 初めて三門という名前に出会った時は、ひとつの門なのにと混乱してしまい、いつしか山門を間違って覚えたのかなぁと思っていたのです。
 三門は「空門・無相門・無作門」という三つの解脱門を略しているのだということが解って混乱はなくなりました。

 この際だから山門というのは何だろと思って調べたのですが、寺院は元来山中に建てられたことから、寺院の門を言い、寺院のことを山門と言ったりもするそうです。

 三門は東福寺(臨済宗大本山)全体の南にあり、位置的に地味なせいかあまり訪れる人がいません。

 三門を一周してみてこの方向が一番いいように思いましたが、すぐ後ろは木が生い茂っていてほとんど下がれず、眼前の三門に圧倒されて描きました。

 なんて窮屈な絵でしょうか。
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桜吹雪に崩おれて
碁ワールドから
 今回は覚悟していましたが、結果が出て見るとやっぱり情けないです。
 応募していた囲碁の認定100問の結果が碁ワールド4月号で発表されました。

 はっきり言って、忘れてしまいたい。
 けれど、結果が出たらお知らせしますと言っていたので報告いたします。

 今回(2007年)を含めた結果は次のようになります。

年度 点数 正解率(%)
布石 中盤 手筋 死活 ヨセ
2003年 86点 75 83 92 90 94
2004年 91点 88 70 100 88 100
2005年 81点 73 80 86 83
2006年 85点 83 80 95 81 83
2007年 86点 87 80 100 83 75

 前回に比べてほとんど改善されていません。
 なさけないことに、死活の問題で常識ともいえるようなパターンの問題を落としたりして、心底くさりました。
 前回、私の不得意は布石(または序盤)から中盤だと申しあげていたのですが、それが今回はヨセまでおかしくなってしまいました。
 それにしても2002年には10153名だった応募者は、前回は7536名に減り、今回はまたもや減少して7161名になっています。

 免許料が高い割りに、免状の権威が失墜していることが免状取得の魅力を削ぎ、勉強の仕方が難しくてなかなか成績が向上しない認定100問への応募意欲をなくす人が多いのだと思います。
 「ヒカルの碁」ブームがあって、せっかく少年少女の囲碁熱が盛んだったのに、一時は1700名近かった子供たちの応募数は、今回は286名にまで激減しています。

 この主催は日本棋院ですが、関西棋院を含めて囲碁という素晴らしいゲームの振興のために、目先の経営だけでなく将来を見据えた改善努力をしていかなければならないと思います。

 と、私の成績不振から目をそらせる画策にはげむ muca でした。

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レイモンド・チャンドラー
レイモンド・チャンドラー

 今朝の朝日新聞の15ページに(私のところは13版なのですが)村上春樹氏訳の「ロング・グッドバイ」が紹介されています。
 私は清水俊二訳の私立探偵「フィリップ・マーロウ」シリーズが大好きでした。
 ハードボイルドの巨匠と言われたレイモンド・チャンドラーの作品の大部分を訳した清水俊二氏を通して、彼の文体のとりこになっていたのです。

 清水俊二訳から半世紀を経て、今度は村上春樹氏の新訳でこのシリーズが次々に翻訳されていきそうです。

 ひところ、名セリフと言われたのが今朝の朝日の記事でも紹介されています。
「しっかりしていなければ生きていけない、優しくなければ生きている意味がない」

 だけど清水俊二氏の実際の訳ではこうでしたし、この部分は深く私の記憶するところとなりました。

「あなたのようにしっかりした男がどうしてそんなにやさしくなれるの?」と、彼女は信じられないように訊ねた。
「しっかりしていなかったら生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」

 「生きている意味がない」のと「生きている資格がない」のは同じ意味のようですが、強さがまるで違います。

 この絵は30年前に買った「プレイバック」の裏表紙の写真を見て描きました。

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石探し
名石
 きれいな石を見つけに行こう。

 先日の弘法さん仲間のMさんからお誘いを受けたので、ぜひにとお供しました。
 実を言うと、いい石を見つけてしまって(欲しいな)と思ってしまったらたいへんなのですが、探石の光景がブログに描く絵の練習になりそうだったので。

 風邪をひいていて頭がボーとしていたのですが、なんとかついて行きました。
 そしてゲットしたのがこの名石です。

 360グラムで、身長7センチ、ウエストサイズは23.4センチでした。
 多分、我が家の床が抜けるという心配はなさそうです。
 BMI指数=129と超肥満ですが、体脂肪に問題があるようには思えず、食生活で特に注意することもないようです。

 石にたいへん詳しい方(弘法さんのときのYさん)と一緒だったので、私の戦果を見ていただきました。

 「こんなんがいいの?」という(多分賞賛の)言葉をいただきました。

 私は「実にかわいいでしょ」と言いましたが、専門家Y氏は私の顔と石とを見比べるだけでございました。

 やはり(例えば)黒い石で姿が美しくないと、同居していて楽しくはないそうです。

 寒い日で、色彩も乏しい気がして河原の風景を絵に描くのは私には難しゅうございました。

河原で

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篠山で陶芸
乾燥中です

 久しぶりの篠山での季節労働です。

 同行のIさんが労働をした後でそのまま帰省するので、今回はJRにしました(ちょうど18キップの時期なので)。

 M農園では新しく大型の耕運機を買ったそうで、土作りに以前ほど人力による重労働はないらしいので、安心して訪問したのです。

 ところが到着したとたん、農作業どころか「今回は陶芸なんぞをやってみない?」とMさんに言われました。
 元より芸術の真似事は大好きな私ですから(Iさんもそうだと思う)否応はなく、直ちに根っからの陶芸家であったことを思い出します。
 Mさんは私たちを陶芸家のTさんに預けると帰っていきました(全く、何しにきたのかね、わたしたち)。

 この棚に並んでいるのはTさんの親切な指導を得て(紆余曲折も経て)造られた作品群です。
 作品群という響きは面映いのですが、上段の棚のIさんの作品を、下段のわたくしめの瓦礫と一緒くたにしては申し訳ないので。

薪ストーブ  昼食休憩の時間にはMさん夫妻がお弁当を買ってきてくれました。
 これは薪ストーブです。

 石油ストーブとは暖かさが全然違いますね。遠赤外線がたくさん放出されるらしいのですね。



形にする
 これはロクロを使って容器を作っているところです。
 両側から土を挟むようにして高い円柱状にして、また上から押さえて元の形に戻すということを繰り返して、土の協力心を促していくのですね(違ったかも)。



高台を作る
 これは作った容器を(電子レンジを使って)少し乾かしてから、底に高台を作っているところです。

 これは難しいので、結局はほとんどTさんにやってもらったと思います。



 後先になりましたが、最初は粘土をこねるところからやりました。土が冷たいっ!
 で、レンジで少し温めてからこねましたが、空気を追い出すようにこねるというのがとても難しいです。
 時々スキャンをかけて(つまり、細い紐で数箇所を輪切りにして)泡が入ってないかどうかを見てみます。
 バゲットは不規則な大きな泡があるほうが美味しいとされているのですが。

粘土をこねる
 Tさんはここで陶芸クラブを開かれたのですが、私たちも早速会員になっちゃったみたいです。素焼きから上薬をつけて本焼きでどのようになるか(とても心配)、おたのしみに。
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植物園で
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