京都の醍醐寺から大津市の石山寺までのハイキングに行きました。 記事中の(地図)をクリックしていただきますと、関連した地図を表示します。 地図の のクリックで、簡単な説明を表示します。 地図は拡大・縮小、移動が可能です。 醍醐寺(地図) は行ったことがなく、紅葉の季節の石山寺も初めてでした。 私にも参加できる山岳部の企画はありがたいです(参加者は4人でした)。 |
真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺の本尊は薬師如来で山号は醍醐山です(深雪山とも)。 この辺りの桜もいいですよと勧められたことがありますが、秀吉の「醍醐の花見」として有名ですね。 |
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先頭の画像の唐門は、醍醐寺三宝院の勅使門で桃山時代のものらしいのですが、これは応仁の乱で焼失しなかったのでしょうか。 |
下醍醐とは、醍醐山麓の広大な平地の大伽藍を言うそうで「金堂」「三宝院」などが中心らしいです。 これらは応仁の乱によってほぼ全焼し、創建当時のままのものは五重塔のみということですが、撮ったものの、大部分が木の葉に隠れてお見せできるような写真ではありませんでした。 |
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照れ隠しでしょうか「誰もしないから」 あなたがしてる誰かがしたこと |
左はしから水が流れていて手をすすぐところらしいです。 浅い溝に溜った落ち葉を、おばさんが洗い流していました。 このおじさんに「誰も(掃除を)やらないから」と話しています。 おばさん、あなたのしているそれが不特定の誰かがしたこと。それだけのことですよ。 |
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ここから上醍醐に向かいます。 山頂に近づくにつれて、拡声器で流される読経がとても大きく聞こえてきます。 読経は録音でしたが、准胝堂の内部では3人の僧が実際にお経をあげていました。 午前と午後の2回行われるとの案内がありました。 白南天にピントを合わせてみましたが、思うようなイメージに撮れません。 |
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准胝堂(地図)は西国三十三箇所観音霊場第11番札所で、薬師堂、清瀧権現拝殿、五大堂などがあります。 |
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以前は薬師堂に本尊の薬師如来坐像と両脇侍像(日光菩薩、月光菩薩)が安置されていましたが、保管上の問題で2000年に下醍醐寺の霊宝館に移されたらしいです。 一応、薬師堂の内部を撮りました。 三鈷杵(さんこしょ)らしいものを右手に持つ、高僧の像のように思います。 |
今は霊宝館に安置されているという薬師如来坐像です。 |
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五大堂は上醍醐にあって、不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王を五大力と言うそうです。 五大堂の中を覗いて見ましたが、私には不動明王、降三世明王、軍荼利明王しか見えませんでした。 |
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下は上醍醐から岩間寺(いわまでら)までの行程で撮ったものです |
先頭の画像、如意輪堂は上醍醐にあります。 岩間寺(地図)は滋賀県大津市にある真言宗醍醐派の寺院で、本尊は千手観音。 正法寺 (しょうほうじ)の別称で、西国三十三箇所観音霊場第12番札所です。 不動堂は度々建て替えが行われていて、現在のものは1993年らしいです。 護摩道場では、真言宗醍醐派修験道の柴燈(さいとう)護摩が焚かれるそうです。 |
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岩間寺へ向かう途中で |
ふた月前には疎ましく思えた日差しを探し、その下でお昼をいただきました |
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石山寺(地図)に到着しました。 |
石山寺は真言宗の寺院(本尊は如意輪観音)で、西国三十三箇所観音霊場の第13番札所。 本堂は天然記念物の珪灰石の(硅灰石とも)岩盤の上に建っているのですね。 |
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石山寺にある紫式部像ですが、このような姿で書いてると肩が凝りそうに思います。 また、私はこのような筆の持ち方で書ける自信がありませぬ。 途中で見たコシキブを背景にしてみました。 |
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石山寺の多宝塔は好きです。 大日如来像(快慶作)が安置されているそうです。 少し寒くてハイキングにはちょうどいい天気でした。 参加者のうちの二人は西国三十三箇所観音霊場を巡ることにされていて、この日は3箇所で朱印をいただくことができました。 |