友人たちと“京の古道を歩く”というテーマでウオーキングしてます。 今回は物集女街道を(西向日から桂まで)歩きました。 物集女は「もずめ」と読んでくださいね。 「コレクションする女性が闊歩する道」ではありません。 これは3月に提案してもらったのですが、メンバーの一部が多忙で5月末の予定となり、それが台風の接近で7月11日に延期となったのです。 私の場合、真夏のウオーキングは集中力が更になくなるのでツライです。 この日の天気予報は午後の降雨確率が40%とか(夕立の予想らしい)。 私は(早めに切り上げてもらって異存なし)モードで阪急電車の西向日駅を出発です。 |
ところがいきなり「朝堂院公園案内所」のご婦人の説明を聞くことになりました。 公園の一画に西第四堂の跡が復元されているらしいのですが、イライラした私は説明をよく聞いていなかったので確かなことは申し上げられません。 |
お気づきのように、今回はカメラを持っていきました。 毎回、Hさんに発案と日程調整をお願いしている上に、ウオーキングの後は丁寧な記録まで作って配布していただいているので、私も写真ぐらい撮らなければと思ったのです。 写真は提供するわけでもなく、ここに少し載せるだけですが(Hさんはご自分で撮って、記録にたくさん添えてくれます)。 これは向日神社(むこうじんじゃ)です |
主祭神は、向日神(むかひのかみ)、火雷神(ほのいかずちのかみ)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、神武天皇(じんむてんのう) |
これは拝殿 |
愛宕街道、丹波街道というのがあるけど、それとは別の道かしら。 漢字が読みにくいからかも(私のラベルに合わせてくれてる)。 |
この奥が淳和天皇火葬跡です |
火葬は淳和天皇自身のご意向とか |
宮内庁の注意書きです 「みだりに入るな、魚鳥などをとるな、竹木などを切るな」というようなことが書いてあります |
こういう農地がありました。 |
いざというときはズカズカと入ってよし。 私が農地の所有者なら、落ち着かない気分になる立て札です。 |
来迎寺(らいこうじ) 名前に気をよくして中でしばらく休憩しました |
樫原(かたぎはら)廃寺跡。 八角塔の基壇が復元されています。 ご同輩たちは探検にいそしんでおられますが、私は暑かったので木陰に座ったまま撮りました。 |
三ノ宮神社(さんのみやじんじゃ)。 樫原神社(かたぎはらじんじゃ)と呼ばれていた時期もあったそうです。 境内中央は神楽殿です。 |
立て札から抜粋しました。 洛西の大枝山(おおえやま)には、京に入洛する旅人を襲う鬼(山賊)がいました。 源頼光がこの地の小さな祠に供えてあった神酒を飲むとたちまち酔いつぶれました。 そこでこの酒を鬼(首領は酒呑童子)に飲ませ、酔いつぶれたところを退治したそうな。 恐ろしいなぁ。 今やったら栓もしてないようなもん、誰も飲まへんで。 |
とにもかくにも、阪急電車・桂駅まで到着しました(死ぬかと思った)。 さて、予報されていた夕立ですが、帰宅してしばらくしたら激しい雷雨がありました。 |
雷雨が去った後も、遠くに霧のような雨がいつまでも残っていたようで、虹がなかなか消えず綺麗でした。 |