ジョンエスアームストロング

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サマー・スノー(Summer Snow)
1938年発表の「Floribunda」、作出国はアメリカです。

Summer Snow(サマー・スノー)

Summer Snow(サマー・スノー)

Summer Snow(サマー・スノー)


結末への道筋

 ローレンス・ブロックは読み応えのある作者だった。

 彼のまだ読んでいない作品を図書館で見つけたので、読み始めるのを楽しみにしていたのだ。
 この「すべては死にゆく」は、主人公(マット・スカダー)が一人称で語るところと、残酷な連続殺人犯の行動を三人称で書くのを交互に進めていく趣向だった。

 残酷さをつぶさに書いてあるという読み物は好きではなく、読み進んで厭になってきたのだが、犯人を捜しあて追い詰めていくという過程だけを頼りに我慢した(残酷な描写部分は筋になんの関係もないということにして飛ばした)。

 ところが、半分も行かないうちに陳腐な結末で終わりそうというのが見えてしまった。
 最後はスカダーの身内があわやどうにかされてしまうというところで、何とかなってしまうという(いたってありきたりの)パターンでしかない。

 実際に最後はそのとおりだったのだが、残酷な犯人はもう少しその残虐ぶりに見合った(というか、読者の溜飲を下げる)片づけ方があっただろうにと思う。

 いつからブロックはこんなに後味の悪いものを書くようになってしまったのか。
 私はサスペンスものなんか読みたくないのだ。
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たそがれ(Tasogare)
1972年発表の「Floribunda」、作出国は日本です。
上は京都府立植物園、下は大阪のうつぼ公園で撮ったものです。
うつぼ公園のほうは1970年と書いてあった。

Tasogare(たそがれ)

Tasogare(たそがれ)


ささやかな実験

 昨日JRに乗ったとき、端の座席で文庫本を開いたのだが、隣りの家族連れが欧州か中東の人のようだった(私の横は若い母親)。

 で、日本の本はほとんど縦書きであるという固定観念を狂わしてあげようと思い、横にして読んでみた。
 その母親は、自分の小さな子が窓外を見てちょっと騒ぐので、私の本になど関心もなかったようだが。

 縦書きの本を真横にしてみると、読むのが辛いことが分かった。

 その家族連れは稲荷駅で降りていき“縦書きの本の横向け読み”を演じなくてもよくなったので、どのぐらいまで傾けても苦労せずに読めるかを知っておこうと思い、調べてみた。

 左右それぞれ、約55度から60度に傾けたところで、ストレスがかかってくることが判明した。
 銀行の窓口係りの女性で、用紙をこちらに向けて平気で(逆さに)字を書いてくれるのもいるが、私は方向音痴(位置の見当識が悪いの)で、信頼できる数値とはいえないかも知れない。

 このような実験をしてること自体、日本人に共通の特性とは言えないかもしんない。

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全国都市緑化とっとりフェア

 砂の美術館に入る前に、この砂丘センターで昼食をとっておりました。


 結構仰々しい昼食で、セイロを一つずつ広げるところもないので、上から順に片づけていきました。
 砂の美術館は、このすぐ近くで、昼食の後に訪れたのでした。


 砂の美術館からまたもバスに揺られ「第30回全国都市緑化フェア」にやってまいりました。
 この「京都みどりのサポーター協議会研修バスツアー」には、スタッフたち5人と、強力なサポーターである3つの団体、いるよりはいない方がましという私たち3名が参加しました。

 他の団体は2台のバスに分散して振り分けられたのに、私たち弱小グループは(可哀相だからか)同じ1号車だった。
 私たち3名はバラバラに座った。


 バスの中でガイドは「砂丘センターから出ているリフトで往復なんかしていたら、砂の美術館に入る余裕がないです」と申しておりました。

 ところが弊社の(会社じゃないけど)重鎮2人はそんな貴重な忠告は耳に入らなかったみたいで、昼食後は漫然とリフトに乗り、漫然と帰ってきたのでした。


 この会場にも砂像「森の中の三美神」が作られていました。
 重鎮の1人がこれを見て感激するので、親切な私は「砂の美術館には、こういうのがいっぱいあって、実に壮観であった」と話してあげました。


 入場して直ぐに記念写真を撮ってもらっているのですが、私はいつものように、その光景を記念写真にしたのでした(笑)



 会場では同行された普及員(先生)の説明を聞きながら巡るのですが、一緒に進んでいると写真が撮れないので、私はつかず離れてという状態でした。

 重鎮2人もいきなり別行動しております。

 ここまで来る途中のことですが、集合時刻になってもバスに戻ってこないのが数人いました。

 私は例によって最後尾で崩れたように横たわっていたのですが、バスガイドが近くまで人数を数えてきて「あと3人ですね」と言いました。

 わたし 「おいといて出発しましょ」
 ガイド 「何てこというのですか」












京都市は「山紫水明」というテーマだった。
大文字のつもりらしいが、ヒトデにしか見えない。


札幌市は「白い世界の下にある花々の色彩」。
厳しい冬を明るく表現していて、色調も美しい。



重鎮2人が集合時刻になっても戻ってこない。

わたし 「砂の美術館に入りそびれたので、今から寄ると言ってました」
ガイド 「そんなはずありません」


唐突ですが、上は砂の美術館で屋外展示されていたものを今頃載せました。



 さすがに往復9時間をバスに揺られるというのは疲れたけれど(最後尾で崩れてたせいか)、鳥取はよかったですよ。

 最後に遠くからしか眺められなかった鳥取の砂丘らしきところを。

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砂の美術館

 お世話になっている京都市都市緑化協会のツアーで「第30回全国都市緑化フェア」に行きました。

 最初に訪れた砂の美術館(今年は東南アジア編)が壮観でしたので、お世話になっていると言いながら、緑化フェアの報告は後回しにして、美術館のほうを先に記事にしちゃいました(汗)。

(^○^)←反省のココロがこもった顔文字

「マーケットと街のにぎわい」


上に同じ(以下、受け売りの説明)
生鮮食品、香料、雑貨、衣類、民芸品など、街のにぎわいは多くの観光客も引き寄せる


「パゴダと僧侶たち」
パゴダはお釈迦様の化身と言われているのですね


「守護神ナーガ」
頭部に無数の蛇が飾られている蛇神で、現代に至るまで寺院を守り続けている


「マラッカ海峡とシンガポール」


不明(ごめんなさい)


上部「アンコールワット」
下部「歓喜の行進」栄華を誇ったクメール王朝の兵士の凱旋の様子


部分


部分


部分(誇らしげな兵士と象ですね)


「王に捧げる舞踊」
神秘的で優雅な動きの宮廷舞踊は東南アジア広域に伝わります


「フィリピンのバロック様式教会」
スペインの統治下で建設された教会群は世界文化遺産なのですね


パゴダ他を上から眺めました


歓喜の行進の周りには熱帯雨林に潜む動物たちが表現されています


いずれも見事で、世界から超一流の砂像彫刻家を招いての展示は迫力がありました

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てのひら展
ちかさんたちの陶展に行ってきました。

いつものように、和やかな雰囲気のギャラリーでした。
期間などは次のとおりですので、ご覧になってくださいね。


テーマ(かな)
 掌 [てのひら] 第10回陶展 + そばちょこいろいろ

期 間
 2013年10月18日(金)〜22日(火)
11:00〜18:00(最終日は16:00まで)

場 所
 ギャラリー道
大阪市西区京町堀1−13−21(高木ビル2F)
地下鉄四つ橋線、肥後橋駅7番出口をそのまま南下、京町堀1丁目
交差点を曲がる。




うまさんたち(カポック模様が素敵)
うまさんたち

茶碗
茶碗

そのひとつ(カポック)
そのひとつ(カポック)

「みずのことり」と「まるまる植木鉢(なぜか非売品)」
みずのことり

上の棚の「そばちょこ」
そばちょこ(上の棚)

2段目と3段目の棚の「そばちょこ」
そばちょこ(2段目と3段目の棚)



右の写真ですが

上の棚から
なくなっている
「そばちょこ」が
何か分かるかな

そう、この子をスカウトして、我が家の食器棚で撮りました
傍ちょこ(笑)

上はブローチなど
上はブローチ



柔らかくて
いい雰囲気の
あかりです
あかり


右に少し紙が見えますね

訪れた人は名前を
書くようになって
いるのですが、
いい年をして
mucaと書いて
いられないので、
何も書かずに
  (^_^;)
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大津市文化祭参加公演邦楽演奏会
 10月13日は、大津祭りの向こうを張って邦楽演奏会が催されました。
 近くに住んでいるのに、大津市伝統芸能会館に入ったのは初めてです。



 上は「天竺」という曲を演奏しているところで、アラビアの音階が素敵でした。



 着物姿を眺めているとアラビアの音階を使ったイメージがないのですが、演奏が素晴らしかったです。


上は「磯の松風」という曲の演奏で、後列の中央が知人です。


上の「けしの花」という曲の演奏も私がいいなと思ったものの一つでした。
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梅小路公園・グリーンフェア

10月5日・6日は梅小路公園で恒例のグリーンフェアに参加出展しました。

暑かったぁ

今回のわたくしめの作品はこれです。

観葉植物(これはコンシンネ「マジナータ」というドラセナ属の一種)を吸水性樹脂で育ててお部屋を飾ります。

いつも撮ってしまう梅小路公園のシュウメイギク


子供たちが作品を作ります



来てくれた子供たちとワンコたちを撮りました

あ、ワンコは通り過ぎるのも撮りました














「おとなしいのよ」

ほんと、おとなしい







隣りは桂高校のテントで、今回も生徒が作った野菜を売ってました。

で、1キロ300円のさつまいもを買いました。

「これで1キロもあるの」って?

一つはさっそく蒸したのよ


「また来てね ワン」

生息域にて | - | - | pookmark
植物園で
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