友人が参加した演奏会に行ってきました。 会場は近江八幡市文化会館大ホールです。 滋賀県三曲協会の各グループが順次出演しました(全19曲)。 |
演奏曲1「富士」 |
これは言いたくないのですが、観客のマナーに呆れました。 演奏中であっても堂々と出入りはするし、せめて背を低くして歩くという気配りもないのです。 私はそういうのが前を通るたびに、呆然と彼ら(男女による相違なし)を見つめていたのでございました。 |
演奏曲2「舞扇」 |
よかった。舞扇が浮かぶようだ。 何度かこういう演奏会に出かけておりますうちに、驚くほど耳が肥えてきたような気がしますので(気のせい)、2曲目からはプログラムに感想など書きつけておりました。 暗かったので、文字が判然としませんが書きだしております(いい心臓してる)。 |
演奏曲3「夜の円舞曲」 |
尺八が少し弱いように思えて惜しい。ワルツが軽やかになったのでは。 |
演奏曲4「茶音頭」 |
タイトルから漠然と軽快な曲を予想していたが、雰囲気のある比較的静かな曲だった。 友人Oは、この曲と最後の曲に出演したが、彼の尺八がとてもよく聞き分けられた(?)。(^○^) |
演奏曲5「縁(えにし)」 |
箏の一人の上体の動きが少し気になったが、皆さん上手である。 |
ここでOが客席にやってきて「コーヒー飲みに行きましょ」と誘ってくれた。 上演時間が約5時間と長いので気づかってくれたのだが、彼の次の出演は最後の曲なので、その頃には私が疲れて寝ていては困ると思ったのでは・・ ないよね。(^◇^) |
演奏曲9「五つのロシア民謡による変奏曲」 |
コーヒー&談笑タイムで6曲目から8曲目までを飛ばしてしまった。ごめんなさいね、そのグループのかたたち。 メドレーというのは、つい元の曲名を思い出す努力をしてしまうイマイチの趣向で、それぞれの曲が長いこともあってだれてしまった。 |
演奏曲10「秋の初風」 |
抒情的という説明があったが(各曲とも、演奏前に放送で解説がされる)、よくわからない曲だった。上手ではあったが。 |
演奏曲11「湖都」 |
尺八さえ明瞭というか、はぎれがよかったら素晴らしい曲で、さすがに山本邦山の作曲だと思った。 |
演奏曲12「竹生島」 |
箏が一つで他は三絃(と尺八)という構成が珍しく思った。 唄もなかなかよかったし。 プログラムには尺八は4人だったが、なぜか11人もいた。 |
演奏曲13「編曲京鹿子娘道成寺」 |
聞かせどころがしっかりしていていい編曲であった(原曲知らないけど)。 三絃を前に、箏を2列目に配しているのが斬新に思ったが、こういうのも普通なのかしら。 |
演奏曲14「ことうた〜民謡〜」 |
尺八が終始しっかりしていてすっきり感がある。 とてもよかった。 |
演奏曲15「新青柳」 |
矢崎明子の三絃、砂崎知子の箏、山本邦山の尺八。 すばらしい。惹きこまれてしまった。 邦山が目立たぬような吹き方に徹しておられたようで、邦山の尺八もしっかり聞きたかっただけに少し残念。 |
演奏曲16「嵯峨の秋」 |
箏と尺八のバランスがいい。 直前の演奏が素晴らしかったのに、この演奏がすっきりと聴けたのは三絃がないせいか。 よく揃ったいい演奏だった。 |
演奏曲17「風雅」 |
演奏がそろっていて曲が綺麗。 尺八もしっかりしていてよかった。 |
演奏曲18「飛鳥の夢」 |
第一箏、第二箏、十七絃、尺八いずれの演奏もよかった。 |
演奏曲19「千鳥五重想」 |
賑やかで、写真を撮るのに忙しく、曲を味わうどころではなかった(汗)。 |
前列左端の山本雅楽邦(第一箏)は、17曲目の風雅にも三絃で出演。 | ||
同じく中央の山本雅翠(第二箏)も「風雅」に出演。 | ||
この曲は各グループの代表が出演しました。 この曲のOの尺八もとてもよく聞き分けられた。(^○^) | ||