ジョンエスアームストロング

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和音(Waon)
2004年発表の「Floribunda」、作出国は日本です。

Waon(和音)

Waon(和音)

コリン・コッタリル(Colin Cotterill)

 彼の作品を2冊読んだ。
 借りるか借りないかの参考にするのは、本の裏表紙。
 サスペンスとしか書いてないのは先ず却下。そういう取り柄しかないのは、そういうのが好みの方に任せておく。
 何らかの賞を得たという情報は参考にする。但し、その本で賞を得たかどうかが重要で、他の作品で賞を得た作家の著作というのはあまり参考にならない。
 ユーモア・ミステリーといううたい文句はあてにならない。読み始めてすぐにそのレベルが露呈したものは、発行人に叩きつけたい衝動が起きる。
 さて、コッタリルの作品であるが「三十三本の歯」の方は、裏表紙に“ヒューマンな魅力あふれる極上のユーモア・ミステリー”とあり、「渚の忘れ物」は、“CWA賞受賞作家が描く、社会派ユーモア・ミステリー登場”だった。訳者も発行所も違う2冊のセールスポイントが似ていて、自信がありそうなのは期待できる。
 この2冊は登場人物の一覧に書かれている名前が少ないのも好ましい(一覧にない名前が出てきても、どういう役回りかなどと記憶にとどめる必要はない)。しかも、ほとんどがファーストネームだけなので、英語圏の登場人物のように、同じ人物を愛称やらなんたらで呼びかえ、混乱させられることもない。
「三十三本の歯」の方が発行年月が古いので、それを先に読んだ。期待をはるかに超えて面白い。主人公の検死官シリ先生が霊魂の世界とも行き来できるというのが、それほど違和感がない。
 最近の私にしては珍しく「渚の忘れ物」も一気に読んだ。こちらは、ジムという名前の女性が主人公である。
 2冊とも、アジアの貧しい国を舞台にした人情味のあるミステリーで、ユーモアあふれる会話が楽しい。頭のいい主人公というのは、読んでいていらいらするような焦燥感がないので、私は好きだ。
 さて、コッタリルの作品はもう一冊発行されているのだが、利用している図書館にはないようだ。
 他も探してみるが、どんどん書いて、どんどん訳してほしい。
バラ | comments(0) | - | pookmark
初弘法
 初弘法さんに行ってきました。
 弁才天のお守りと、肥料を買いに。
 弁才天のお堂の前では、ロウソクと線香が売られていただけでした。
 聞いてみると、弁才天のお守りは売っていないということでした。
 姉が「お線香にしておこか」と言うので「そうしとき」と答えました。

金堂です

金堂

 毘沙門堂のそばの亀石の周りを歩きながら、亀の頭、前足、後ろ足、甲羅をなでなでしました。
 とてもすべすべしていました。


 いろいろな骨董品を眺め、良いなぁと思ったものは高価であることを確かめ、納得しながら歩き回りました。
 ようやく、重いので後回しにしていた肥料を買いに行きます。
 肥料は枡一杯が300円で、4杯なら1000円です。
 直径1センチ弱の丸い肥料を4杯、小さい豆炭みたいなのを1杯買いました。
 枡に山盛りにしてくれるので、重たかったです。
 成分は分かりませんが、父が言うには、とても効く肥料だそうです。
散策 | comments(0) | - | pookmark
初釜ん?
 神足ふれあい町家でお茶をいただきました。


 お茶の作法は何も知らないので、案内してくれた友人に折り紙を教わりながら、もう二人の友人が到着するのを待ちました。


(和室用の低い)椅子にしますかと聞いてくれ、心は動いたのですが、正座に懸けてみました。
 9名がお茶をいただくので、(痺れた足の指先をもぞもぞさせながら)こんなに居たら時間がかかるなぁと心配になります。
 ようやくお茶が終わり、やれやれと思ったら、どういう話のなりゆきになったのか、使われた棗(なつめ)と茶杓を回して拝見することに。
 後でちゃんと立ち上がれるかなぁと、非常に次元の低い心配事に頭がいっているので、ゆっくり眺めていられないです。(^_^;)

とはいえ、素知らぬ風に立ち上がることができたのがうれちい。^^;




教えてもらい
ながら折った
わたくしめ
の作品です
足は痺れて
おりまするが
いちおう
立ってる
でしょ。
 (*^_^*)

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またまた応募してしまいました
 囲碁の友人とのお付き合いで、今年も月刊誌「碁ワールド」の段級位認定100問に応募をした。
 そろそろ応募はやめにしたいと思っている私を気遣い、友人は私の回答を締切日の翌日に自分に送ってくれたらいいと言ってくれたが、それは潔くないと思う。
 友人は締め切りのぎりぎりまで考え、1月13日の消印有効となっている当日の夜に投函したと言う。
 その日一番最初にポストから集められる郵便物は、前日の日付の消印が押されるのだろうか。
 私は手違いがあっては困るので、“締切日の消印有効”とされた日の午前中には投函を済ませるタイプだ。



 さて、気合の入らない応募ではあるが、友人と久々に年初に会ってする答え合わせだけはとても面白い。
 「布石」と「中盤」の問題は、二人で議論しても正しそうな回答(三択方式)が明確にならないが、「手筋」「死活」「ヨセ」は、結論が出やすいので、それについてだけ検討する。
 両者の読みを披露しあって、いずれの回答が正解らしいかを確かめるのだ。

岡崎動物園で
 両者の回答が異なる問題のほとんどが、私の回答の方が正解らしいという結論になった。
 友人は悲観するものの、勉強になったと喜んでくれる。
 私は布石と中盤の多くの問題に自信がないので嬉しくもなんともないが(予想した得点はこれまでで最低)、学生時代に戻ったような午後のひと時はとても楽しい。




たのしみの答え合わせや初見草 (夢華)
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メールの整理
 パソコンのメールは、相手の名前のフォルダーを作って保存しています。
 いつまでも残しておくわけではないのですが、返信をする時に元のメッセージを含めないことが多いので(複数のやりとりをだらだらと付けてメールするのが嫌なので)、かなりの間、残しています。
 余談ですが、こちらがかなり前に送信したメールに、返信機能を使って何の関係もないことを書いてくる人がいます。「Re」の後ろに当時の件名が付いております。(^_^;)
 「あ」から「わ」までの1文字ずつのフォルダーを作り、相手の名前のフォルダーを、先頭の読みがなに応じて入れています。
 メールの整理はいつもするわけではなく、メールが溜まると(受信も送信も)相手の名前の昇順で表示しなおし、各々のフォルダーに移送します。
 私が付けた名前は相手の本名でも、先方は自分の好きな名前で送ってくるので、昇順にしても同じ人が揃いません。
 だからフォルダーに移送するのは結構面倒です。
 私が送信しているメールも(本名でメールしないので)相手に迷惑をかけているのだなぁと思います。 (=_=)

岡崎動物園で
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ヴェテランズ・オーナー(Veteran's Honor)
2000年発表の「Hybrid Tea系」、作出国はアメリカです。

Veteran's Honor(ヴェテランズ・オーナー)

意表を突かれる、ちょっとしたこと

 東海市に住む友人と、共通の友人(先輩)を見舞うことがあります。
 いつも友人の方から声をかけてくれ、彼が大阪に来る時に病院で落ち合うのですが、私一人では気の重いお見舞いなので、これは非常にありがたいのです。
 京都駅から奈良線(みやこ路快速)で22分なので、座るほどでもないのですが電車は早めにホームに入るので窓際に座ります。
 私はリュックを膝に置いて前の座席の背にもたれさせ、本を開くのがいつもの体勢です。
 奈良線は座席がいっぱいになるほどの乗客があるので、後から隣に来る人が気持ちよく座れるよう、できるだけ端に寄ります。
 開いたのは、夏井いつきの「子規365日」。
 病に苦しんだ子規を思うことで、お見舞いに向かう者の気持ちはなお暗くなります。
 と、小さな声で「失礼」と言いながら隣りに座る人がありました。
 目礼程度ならよくあるので(自分もします)、これには少々はっとしました。
 私は少し頭を下げただけで応じます(よかった。小さく座っていて)。
 ジーンズとジャンパー姿の、私よりは若くて体格のいい男性でした。
バラ | comments(0) | - | pookmark
近江神宮の献笛
 元日は、近江神宮の本殿で、蝶美会(都山流)の方が献笛をされるのを拝見しました。
 楼門までの石段の様子です。ご覧になると近江神宮はそれほど賑わっているように見えないかも知れないのですが、これは参拝する人たちが参道から拝殿まで、順序良く並んでいるのです。
 特に呼びかけなどが行われているのではないようですが、このマナーの良さには感心しました。

近江神宮楼門

 内拝殿は、拍子抜けがするほど、特に華美な飾り付けがされているわけではありませんでした。
 しかしながら12月27日に、草月流による献花の活け込みがされたとあります。
 見にくくて申し訳ないのですが、右は湖上の青海波と雲に浮かぶ日の出を、左はオリンピックの聖火台をイメージされているそうです。

内拝殿

 蝶美会の7名が祈祷を受けた後、内拝殿の前に整列して演奏しています。
 右端が友人のOです。

蝶美会の演奏

記念写真
献笛が終わった後、社務所の中の一室だったでしょうか、歓談後の記念写真です。
皆さんはようやく落ち着いてお酒をいただけたとのことで、とてもリラックスされています。


天智天皇の歌の碑 百人一首の一番の天智天皇の歌の碑が、社務所の前にあります。
近江神宮では1月9日に、競技かるたの名人位とクイーン位の決定戦が行われます。
百人一首の中で私が最初に覚えた歌は、前大僧正慈円の「おほけなくうき世の民におほふかな わがたつ杣に墨染の袖」でした。
意味はさっぱり知らなかった(知ろうともしなかった)けれど、下の句の調子が好きでした。




周りの音を少し拾ってしまいましたが、都山流本曲「頌和楽」の演奏をお聴きくださいね。
生息域にて | comments(4) | - | pookmark
迎春
さらすな日記から皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます
岡崎動物公園(京都市)で
今年も、この子たちをよろしくお願いいたします。<(_ _)>
いいから放っておいてね、という雰囲気ですけど。(^○^)
コラム | comments(6) | - | pookmark
植物園で
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